クロックワークナイト 〜ペパルーチョの大冒険・上巻〜
メーカー:セガ・エンタープライゼス
1994年(平成6年)12月9日発売
(左の画像は下巻のものです)
(左の画像は下巻のものです)
セガサターンが発売されて2週間後に発売されたゲームです。
このゲームは、どちらかといえば『名作』の部類に入る内容だと
わたしは思うのです。
でも、このタイトルを聴いて“ピン”とくる人の数は多くありません。
もしも“ピン”と来るという人は、ほとんど「当時セガファンだった人」。
もっと言えば
『メガドライバ―(=ちょっと素直じゃないけど憎めない人種)』
だった人たちです。
逆に言えば、このゲームは当時メガドライバ―にとって
「忘れられない」存在だということです。
共通認識は、
『ヒゲのおっさん』
ここでも、
ここでも、
『ヒゲのおっさん』と聞いてメガドライバ―が思い浮かべるもの、
それは、
です。
その赤い帽子の人気者は、メガドライバ―にとって、
巨大な天敵でした。
巨大な天敵でした。
大好きなセガがいくら良いゲームを作っても、世間が注目するのは、
赤い帽子の人気者の仲間たちばかり。
何度となく悔しい思いを味わったことか。
『ヒゲのおっさん』のメガドライバ―にとっては触れちゃいけない
存在だったのです。
しかし、それなのにセガは、ことあろうかこのキャラクターを
と宣言してしまったのです。
『ヒゲのおっさんがマスコットキャラクター!! ソニックはどうした!!』
と、メガドライバ―たちに反感をもたれてしまい、
不遇の道を歩むことになってしまうのでした。
サターン版ソニックの最新作が発売された後に、
それに続く横スクロールアクションゲームとして世に出ていたら、
まったく違った評価を受けたことでしょう。
本当にもったいないゲームです。
次回は、どのようにもったいなゲームなのか、
書いて行きたいと思います。
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